アシュタンガヨガ:忘れていた感覚と新しい感覚と

今週末はゴビンダ先生が再び柏に上陸しておりました。
台風も嬉しそうに先生と一緒に上陸したんですね(笑)、と思わせる。
先生の強さやパワーの威力は全くもって恐ろしいくらい
いや、知らなかった・・・と改めて思わせるくらい今年は力強かったと思います。

今回はマイソールクラスを開催していただける機会を得て
最近一緒にマイソールを地元等で始めている方々と練習を共にし
それぞれがきっと色々と感じる時間になったのだろうなぁと思いつつ
私自身、アシュタンガヨガに初めのころに感じていた感覚
そして若干忘れかけていた感覚を思い出し。
「そうだった・・・この感じは最近忘れてた。」と。
1日中そのエネルギーが体内に充満してあまり普段の理性的な状態では
ないそんな自由なマインドの1日を過ごしました。

私はいつの間にか少し安全第一になっており、それが自分の練習の
ペースや間合い、体の動かし方に出ていたことを先生が気づかせてくれました。
先生はよく見てくれていおります。
見逃さずに指摘してくれ、そしてもっとワイルドにチャレンジしなさいと
底上げまでしていただけるという。
ありがたいことです。

「随分のんびりやってるね。それじゃダメ。
スピードアップしてポーズとポーズのあいだに間を置かないようにしなさい。」
「ポーズの間に時間をかければかけるほど思考が勝っていくよ。」

いや・・・自分はそうであるはずがないと意識的にやってきたつもり
だったのに・・・すっかり忘れてしまっていました。

人にはチャレンジしろだのアシュタンガはチャレンジなんだ!
勇気って素晴らしい!とか様々言っておりましたが
当の本人が若干後ろ向きになっていたとはつゆ知らず。

昔の私でしたら言われたことを鵜呑みにして
練習方法をガラッと変えて明日からは積極的にある種、
攻めるような動きになってわき目も振らずにガンガン行くぜ!
みたいなことをして消耗していたんだろうなと思われますが
今回、その今までの鵜呑み体質とは少し違う新しい感覚が
充満しているのを感じております。

それは、
その後ろ向きな自分もふまえながら先生の指摘を取り入れてみよう。
とある種、両方良し。それでよいではないか。しかし言われたことは
素直に取り入れて実践してみようじゃないか。
とそういうそんな感覚。

練習を続けてきたからこそ忘れられることがあり、
またその感覚を呼び戻ししかしそこには昔の私ではなく
今の私が新たに受け取った感覚として体験し進んでいく。

いやぁ・・・アシュタンガヨガってほんとに奥深く
時に混沌とし時に爽快でありこんなに面白い自己探求の仕方は
ないなぁと。

ヨガってほんとにおもしろい。
そう思います。
来年も先生、来てくれるといいなと
そして一緒に練習できる仲間が増えているといいなぁとそう思いながら
寝ることにします。


壁がないと・・・。と言ったら
要りません。と。
こうなったら恰好は付けてられません。
どんなにカッコ悪くなっても、息がやばくなってもやるしかない。
やってみる。それで良し。
自分のかっこを外しにいく。
だから面白いですアシュタンガ。