【水無月】6月の終わりに。


 人をもてなす心は、人をよろこばせる心であり、人のためになる心である。

人をもてなす心は、人だけでなく、自分をもてなす心をつくり出す。

自分をもてなす心とは、自分自身をいつわらず、自分自身を大切にして、自分自身を育ててゆく心である。

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心があれば、点前は下手でも客を感動させることができるが、それは心と動作がまったく一つになって、動作に心がこもり、下手と感じさせないときである。それは動作の一つ一つに心情があふれ、身を惜しまず、ただひたすら、もてなしに心をこめているときで、心が心を打って感動がおこるのである。


もてなしの心 『取り合わせのくふう 茶道具』三田富子 著 から

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ヨガと共にゆっくりと茶道を続けてきました。

はじめはよくわかっていなかったお茶の世界。

わからないなりにも何故か茶席に坐っているだけで気持ちがいいものでした。

茶道とヨガ。

心と身体が繋がる。

ヴィンヤーサフロー。

気持ちよく感動が沸き上がる。

その清々しさに魅了され続けているのだと思います。