心を傾けて実践する。

火曜日朝の新松戸のヨガは
雨の朝でした。

アシュタンガヨガの練習について様々
お話しをする時間となり、
改めて自分のヨガ歴を振り返る時間にもなり。

練習とは実践。

アシュタンガヨガを練習することに決めたその日から
殆ど毎日ヨガを実践する日が続きます。
殆ど毎日。

サボりますよ。
疲れますよ。
2度寝もしますよ。
まだまだ、だよね・・・ほんとに。

心を傾けるところまで行きつけるのだろうか・・・。


持っていた『現代人のためのヨーガ・スートラ』に書いてありました。

中断することなく実践するというのは、毎日正式な練習を行うことである。
大変利口な人物が
「しかし、疲れている時、疲労困憊で練習する時間も元気もない時に
練習をしたところで、健康に害があるだけだ」と話していた。
この考えは道理にかなったものではあるが、なぜ疲労困憊で練習する時間も元気もない
のかを自分に問いかけてみなくてはならない。
おそらく、金銭を求めることに時間を費やし過ぎているか、
社会生活にエネルギーが注がれ過ぎているかであろう。
あるいは前日夜遅くに食事をしたり、食べ過ぎたりしたのかもしれないし、
十分な休養が取れていないのかもしれない。
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パタンジャリが実践の確立のための要素として挙げている3つのうちの最後は、
心を傾けて実践することである。


ヨガを始めたての頃先生に言われたことが思い出されます。
「練習10年生は赤ちゃんだよ。」

ヨガの実践のために長いこと時間をかけて実は
生活スタイルを変化させてきました。
それは、一夜にして瞬く間にできることでは決してなかったことを
今になってようやくわかるようになってきた・・・。
そんなところです。


まずは、実践で良くもなれば悪くもなることを
経験しなければならない。
進歩したかと思えば、前の状態に後戻りすることもある。
本当に安定した状態に至るには、
長い間中断することなく、
心と傾けて実践をつづけなくてはならないのだ。
では長い間とはどれくらいを意味するのか。
1年では長いとは言えない。
10年でまずまずと言える。
数十年なら現実的だろう。
『現代人のためのヨーガ・スートラ1.14』
とある朝練の風景