旅 : 練習で感じる力。

練習でどこに意識を向けているかはとても大事で、人それぞれにその人のヨガとの関わりあいの長さによっても違いがありそして変わっていくものだと思います。まず始めにできることは呼吸に意識を向けることでポーズをとっている時の呼吸の状態で今の自分がどの様な状態なのかを見直すことができます。
呼吸はどう?と言われる時は大体、
少し自分がポーズをとることに必死になって落ち着きを失っている時に言われる言葉です。
そして呼吸意外にも硬直させてしまうのが体の中を流れるエネルギーだったりします。
できないと思う意識が体のある部分で硬直してエネルギーの流れをブロックすることがあります。
ポーズによってエネルギーをせき止めてしまう体の部分が違うようで
その違いや場所を経験で知っている先生からはポーズの形よりも意識を向ける場所を教えエネルギーを正しい方向へと導き流していくように、そしてそれを怖がらずにやりなさいと言われたりします。大概はポーズへの恐怖心などでブロックをかけてしまうことが多いので前向きに取り組みながらひとつひとつポーズを進めていくこと、全てのポーズは次のポーズへの大事な準備になっているのだと教えてくれたりします。どうやってそのポーズを完成させるかを教えられる先生は案外沢山いますがその内側を流れるエネルギーの流れのコントロールまで教えられる先生は少ないと思います。
ポーズがどれだけできているかをみているのではなくその内側に流れるエネルギーとのやり取りをどれほど意識しているかを先生は感じながら見ているのだと思います。