インドへの旅ーバンガロール、マイソール、ハイウェイ

クアラルンプールからバンガロールまでは4時間位か。
ちょっとずつズレていく時差に惑わされていたが
日本を出てから12時間以上経っており、
ここからは15時の出発から約4時間のフライト。
でも、インドの着くとまた時間が前に戻るので
到着は16時半頃だったような。
若干の疲れを感じながら移動。
狭い3人席の通路側。
前回の反省点を生かし
クアラルンプールで座席を通路側に変更しておいたぜ!

良かったァ、通路側で。
あとの2人は小奇麗なインド人だったが、可哀想なぐらい
席が狭そうだった。
この辺から乗客にチラホラ、ヨガっぽい人が見えてくる。
ヨガマットを手荷物にしていた。

4時間は長く感じたが、これからが本番と言うかなんというか・・・。
バンガロールからタクシーで目的地
マイソール、ゴクラムを目指す。
夕方の到着でまだ日が残っており、空港は綺麗だった。
入国審査を終え、タクシードライバーを探す。
いたいた、いました。
NAOENOMOTO の紙っペラを持ったインド人のおじさん。
空港は綺麗だし人も少なく思ったより緊張せずに済んだ。

ここから3時間半タクシーなわけなんですけれもど。
ここでインドの交通事情の洗礼を受けることになり。

空港周辺は道路は綺麗だしウヒョーなんか快適!
と喜んでいるのもつかの間…。

段々と埃の立ち込める粗雑な道路に変わって行き
鉄骨むき出し工事現場、無意味にデカイ看板。
なんか、インドって…。

きっと時間帯が悪かったんだと思うが
お帰りラッシュに突入。
すごい数のバイクと車とバスとトラック。
要は車両と言われるもの全種。たまに、馬車・・・。

トラックの後ろには当たり前のように何人もの労働者風の
人たちが乗り合わせており、バイクは2人乗りが基本。
小さい子供をサンドして3人とか赤ちゃん抱っこしてお母さんとか
凄いのはお父さんと子供3人とか。原チャに4人かぁ!!

そんな人々があのホコリまみれの道路をすっ飛ばす。
首都高にバイクがうじゃうじゃ混ざって飛ばす感じなんだろうか?
交通ルールと言うよりは俺達のルール。
オートな物に乗る者このルールを身を持って肌で
覚えるべしって感じだ。

なぜかクラクションを鳴らしまくりムッチャうるさい。
なぜかと思ったら要は俺様がここにいるのだということを
知らせるためなんだと気がついた。
あぶねーじゃねーか!
のクラクションではなく
オレオレ俺はここにいるからな!ということなんだ。
だからななんというか、人に対してコンニャロー!的なのでは
なくみんな合理的にかなり急いでいるのだろうと思う。

ハイウェイ的な所からどうやら街の中心を抜けるらしく
御徒町を巨大化したような
露天の続く道を行くことになる。

ここでは絶対に下ろさないでくれと神様にお願いした位
混沌としホコリまみれの街。
もし、ここでドライバーさんが事故っていなくなったりでも
したら、私はきっと恐ろしい目にあうに違いないと
良からぬ想像をしてしまうほど、そして、若干、
来なければ良かったのかもと思うぐらいなんかスッゴク
怖いんですけどぉ~。
あんまり埃のが酷いんで窓は閉めているのにコエーよぉ。
ここでは絶対に寝るまい。と心に誓う。

やっとのことでまた、ハイウェイに戻ってくれたけど
戻ってからもうどの位経つのかわからないくらい
直線だった。
もうこうなると、いつ着くか
わからな過ぎて直線もコエー。
21時30分に着く。
それだけ知ってたけどさ、全然、時間が経ってない。

かなりのスピードで飛ばしているにもかかわらず
全然着かない・・・。
ステイ先の家族との対面もあるので気をしっかりしておかなくては・・・
と思いつつ眠気に勝てず何度か気を失うものの
やっと曲がるということをしたドライバー。
多分もうすぐ・・・。
そういう感じがしたのでもう若干の程度しかきちっと
できる力が残っていなかったが身を整えてみた。