アシュタンガヨガ:マイソールクラスで練習するということ

近頃、わたしは珍しくからだに不具合が出ています。
右のひざと手首に痛みがあり思うように深くポーズが取れません。

今の今まであまりこういう事が起きなかった私は怪我や不具合と付き合いながら練習を続けることがこういう事なのかと新たな学びの中にいます。

アシュタンガヨガを始めた本当に初期のころに一度だけ、
不注意に思いきり引っ張ってしまったが為に右ひざを痛めた事がありました。
大いに焦りこの世の終わりのようなドラマティックな悲壮感に漂っておりましたが、
とある先生のひとことですっかり気を取り直し、それからというものは怪我知らず、
いつあの膝の痛みがいつ消えたのか忘れてしまうぐらいその後は何事もなく
練習に打ち込むことができました。

再び今、痛みや不具合と一緒に練習しながら思うことは、
そういう時はそれなりの練習の仕方があるのだということ。
攻めるような自分を追い込む練習ではなく、
痛みの奥を観に行くようなそんなスローな練習もあるのだということ。
そしてそれを自分でコントロールして加減をしていくこと。
手加減しすぎて練習中に集中力が散漫になりエネルギーが停滞してしまうような
日もありました。
今、このような練習をマイソールクラスで実践するということ
にとても意味があるのだと感じています。

先生はもちろん一緒にいる練習生は私の練習の様子がいつもと違うのをみて
声をかけてくれたり、色々な自分の経験からこうしたほうが良いとか、
手首に巻くテープをくれたりとか、そんなことをしてくれるのです。
仲間とはこういうものなんだろうか?
とその優しさに胸が熱くなったりするのです。

でもそれはやはりいつも一緒に同じ時間に同じ場所で練習をしているからこそ
分かり合えそして共有できる感覚で、やはりそれは
おまけ=ギフト
なんだと思うのです。
今朝のレッドクラスの後に先生が仰っていた通りなんだと。

練習を続けることでポーズが進むのはもちろん、
ヨガ以外の場所で自分だけに分かる気づきの様なものが起こったりします。
なんというかそれはおまけのようなものなんです。
だから毎日とにかく練習をすることが大事なんです。

マイソールクラスで人と繋がりながら練習を続けていると
もれなく目に見えない大きなおまけがついてくる。
しかし近くにマイソールクラスのない方にとってはハードルの高い話
になってきますね。私は幸運にも少し頑張れば通えるマイソールクラス
があったのでありがたい環境におります。

私は常々自分自身の周りにもそんな場所を作っていきたいと考えるようになりました。
そして現在、夜のマイソールクラスを週3回開催しており少しづつですが
仲間が増えてきています。
明日6月最後の土曜日は夕方18時~。

初心者の方も歓迎いたします。
地道に焦らずでもみんなと一緒に練習をすることで学び、気づきのある
おまけ付きのマイソールクラス。
是非一度いらしてみてください。一緒に練習しましょう。
楽しいですよ!

北小金のマイソールクラスの詳細はこちらをご参照ください。


はじめてでもダイジョブ。
ゆっくりすすみましょう。