【アシュタンガヨガ】ビンヤーサフローについて ①

 昨日の夜のマイソールクラスでご質問を頂きました。

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練習中にフト、もう少しこのアーサナを若しくはこのジャンプバック・スルーだけを練習したいな。と思う時、
ビンヤーサフローを止めてその部分だけを何度か練習してもいいですか?
やはりアシュタンガヨガなのでポーズにこだわることなく進んだ方がいいのでしょうか?

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アシュタンガ・ビンヤーサフロー。

糸に数珠を繋ぐように

呼吸とアーサナを連動させて止まらずに

流れるように最後まで練習を行う。

ここを大事に練習する時は気になったとはいえ、止まらずに練習を進めるといいと思います。

もう一つは、気になったそのポーズを一度立ち止まって何度か練習するのも良いと思います。練習をしている間にフト感じたその感覚は大事にするといいと思うのです。

注意したいことは、

毎回気になるそのアーサナになって何度も何度も繰り返し練習してしまう

”習慣”にはしないように気をつけた方がいいと思います。

その辺りのバランスをうまく取りながら自分の練習を進めることそれ自体が

ヨガへの道が深まっていく過程の楽しみなのだとも思います。

もう一つ

ひとりの練習ではこのように疑問が出てきたり或いは気になるそのポーズだけを練習し過ぎていることに気が付かなかったします。

ですのでやはり練習期間の浅い方は何はともあれどなたかの練習場へ行き、経験のある方の元で何年かは指導していただくのがいいと思います。

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アシュタンガヨガは何かとルールが厳しいというイメージがありますね。

ヨガそれ自体は誰の物でもない自分の練習だということを忘れずに行う。

あまりルールに縛られることなく柔軟に日々の練習を心地よく行うことも
精神的、心の面で大事なことだと感じます。

矛盾を感じられる様に聞こえるかもしれませんが、
どのぐらいこのアシュタンガヨガというシステムを取り入れるか、
それは自分で決めていいと思います。