【アシュタンガヨガ】ビンヤーサの省略について ②

 昨日 【アシュタンガヨガ】ビンヤーサフローについて ① の続きです。

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坐るポーズの練習で右左のアーサナ毎にビンヤーサ(ジャンプバック・スルー)
を入れますが、ビンヤーサを省略し左右のアーサナを連続して行っても良いのでしょうか?

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アシュタンガヨガのシッティングポーズは左右のアーサナの合間に必ずビンヤーサを入れます。これを省略したいと思う方は今までにもいらっしゃいました。

ビンヤーサを左右で必ず行うことでまず体力が付きます。

関節に効かせる・捩じりの強いポーズ等はビンヤーサを入れることで身体のバランスを一度フラットに戻す効果もあると感じます。

ケガをしていたり、あまり体力のない方や年齢を重ねて体力が落ちてきた時にビンヤーサを省くことをするかもしれません。

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私も試しに省略して行ったことがありますが、あまり気持ちのいい感じではなかったので私には不向きのようでした。

毎回のビンヤーサで呼吸が整いリズムが生まれていますのでその波に乗って進んでいる方がずっと気持ちよく練習ができるように思います。

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今回のご質問の様に

ご自分がやってみたいこと、思いついたことは一度試してみられるといいと思います。

ルールはありますが、やってみたことにより自分がどのように感じ、気持ちよく練習できたかどうかがやはり大切ですし、元々ある教えの理解が深まるのではないでしょうか?
わたしがここで書いていることも特にそのように教わったわけではなく単純に

省略してはならぬ

とだけしか教わっていません。しかし、そこには何かしらの理由がありますからそれを感じ取り、基本を理解した上で、引き続き取り入れたり、変化させていいのだと思います。