アシュタンガヨガ:痛みと付き合う

どんなに練習をしていようとも
筋肉痛はいつでもありますし、毎日の練習のお陰で
柔軟性があることは確かですがそれでも筋肉痛に襲われます。

そして怪我ではない常に持つ体の痛みがあるのも確かです。
この痛みは徐々に変化し体の中を動きまわります。
2・3年前、痛みが出るのは必ず右側でしたが
近頃その動きが変わってきており、今まで全くでなかった
左側にその痛みが発生しております。

痛みがあると健康ではないのか?
というとそうでもなく、その痛みと一緒に生活を共にしているのです。

むかしはその痛みに「なぜだろう?」と理由を探っては悶々としておりましたが
ヴィパッサナー瞑想的に考えたら発生した痛みは単なる「痛み」として
処理しておけば痛みが事実のみの確認で終わり
その後、しのごの言わずに別のことに思考のエネルギーを使えるという。
中々難しい解釈で理解に時間がかかりそうですが・・・。

妄想とは「自分の思い込み(エゴ)と現実を混同すること」

先日のヴィパッサナー瞑想の講習会で先生が
げんこつを作って頭をゴンゴン叩いて下さいと。
本当にげんこつで叩くとその音の響きや軽い痛みが伴いますが
その後、
では、げんこつで叩くイメージをして下さいと。
イメージはたやすくできますが音も痛みも伴わない。

現実には実体験、体の感覚があり、
妄想にはその感覚がない。

痛みを感じながら生活をしている私は今、ここに居て生きている。
のは確実のようだとそれだけはわかりました。
ないわけではない痛みを過剰に心配したり、不安に思ったりすると
一層にその痛みは増えてしまう場合があります。
そういうことを案外私たちは茶飯に頭の中で行ってしまっているのも事実です。

▼体に向き合うヨガクラスございます。
6月30日(火)15:15~16:45 小金市民センター和室
詳しくはこちらへ。

朝のマイソールへ向かう電車は荻窪に近づくとこのゆったり感。
いつも最後に足を延ばしてひと伸びします。