マンスリーコラム:アシュタンガヨガについて思うこと①

2005年、職場の近くに新しいヨガスタジオがオープンしたのをきっかけに
私のヨガライフが始まりました。
それから様々なヨガを3・4年試してやっと自分にあったヨガの
スタイルを見つけたのがアシュタンガヨガでした。
思うと、私はとってものんびり時間をかけてヨガを選んだタイプです。
それから現在に至るまでアシュタンガヨガを自分の生活に
取り入れる為に色々と生活そのものを変化させてきました。

いきなりですが、みなさんは人には譲れない信念がありますか?
信念などと言うと大げさかもしれませんので
信じていること、貫き通したい自分のスタイル、
こうしたい、ああしたい、こうでありたい。
一般的にはストイックなあり方に信念が強いとか言われがちですが、
誰が何と言おうと駅ではエスカレーターを使うとか、
何といわれようともぐーだらするのが好き。
そんなこともその人の信念なのだと思うのです。

私はヨガの先生の資格を取ったときに一つだけこうしたい。
という信念が決まっていました。

とにかくヨガの練習を毎日する。

素敵なヨガの先生方はどの流派の先生でも生活にヨガが
浸透していました。ヨガと共に生きている先生達です。
ヨガは様々な種類がありますから体を動かすことだけがヨガ
ではないのでポーズの練習そのものに重きを置かない先生もいます。

私は体験を重視する考え方が大事だと思っていますので

日々、毎日体を動かして体験しなさい。
殆ど毎日練習しなさい。

と明確に提言しているアシュタンガヨガが
一番腑に落ち、その道に選びました。

練習しなければならない。
で選んだのではなく、
練習したい。
で選んだアシュタンガヨガでしたので毎日の練習には喜び勇んで通いました。
8年という月日の間にその練習に打ち込めない日ももちろんありましたが
今でも練習できる喜びは体の中に燃え続けていますし
ヨガに生活をシフトして思う存分練習ができる今の自分に
喜びと感謝を感じています。

つづく

インドで買った「太陽礼拝」の小冊子の裏は
若き日のグルジがいました。
写真がないのでこれを飾ってアシュタンガヨガの練習生として
士気を高めております。