アシュタンガヨガ:8つの枝

アシュタンガヨガとはサンスクリット語で
アシュト=8、アンガ=枝、8本の枝のヨガ。
8本の枝に分かれるカテゴリーをこなし、融合し到達を目指すヨガ
だという言うことを3本目の枝「アーサナ」からスタートして数年すると
知ることになります。

「アシュタンガ 8支則」
  1. ヤーマ(禁戒)→やってはいけないこと。
  2. 二ヤーマ(勧戒)→やったほうがいいこと。
  3. アーサナ(座法)→ポーズ
  4. プラーナヤーマ(調息)→呼吸
  5. プラティヤハーラ(制感)→心のコントロール
  6. ダラーナ(凝念)→集中
  7. ディヤーナ(静慮)→瞑想
  8. サーマディ(三昧)→悟り

多分、殆どの人がポーズの練習が他の7本の枝に繋がっているのだということを
知らずに無我夢中でポーズの練習に取り組み始めるのです。
本当はアーサナ=ポーズの練習の前に知るべき2本の枝の存在など知らず
案外、何年も過ごしてしまいます。
私自身、放置されていたこの2本の枝の存在を考えるようになったのは
IYCMomo先生の元で練習をはじめてからのことでした。

「ヤーマ、二ヤーマが言える人?」

やめて・・・絶対に当てないください・・・。

心の中で念仏しながら下を向くのが2か月ぐらい前の私。
1番目の枝「ヤーマ」、2番目の枝「二ヤーマ」は
それぞれ5つの”するべきでないこと”そして”するべきこと”に分かれています。
それを覚え、理解を深めていかなければアシュタンガヨガ練習生としては未熟者です。

ヤーマ
  1. アヒムサー(非暴力)
  2. サティヤ(正直)
  3. アスティーヤ(不盗)
  4. ブラフマチャリヤ(禁欲)
  5. アパリグラハ(不貪)

二ヤーマ
  1. シャウチャ(清浄)
  2. サントーシャ(知足)
  3. タパス(苦行)
  4. スワディヤーヤ(聖典読誦)
  5. イーシュワラプラニダーナ(自在神への祈念)
私はここ2か月の間、このヤーマ、二ヤーマを見直し
そしてきちんと覚え直しました。
アシュタンガヨガの初めの2本の枝はこの言葉の羅列以上に
中々・中々大事なのだと知り、
ひとつひとつについて私が独自に思う事をみなさまに
(本当に完全に独自の考えの羅列となりそうですが・・・)
できるところをお伝えしてみようかとそんなことを思いつきましたので
ちょっとそうした投稿をたまにしてみたいと思います。
先ずは覚える。
そうでなければ深められるものではありません。
↓私は気を抜くとすぐに忘れますので珍しく目の前に張り覚えました。