生活とヨガ:エネルギーを注ぐ場所について。

私は自分のヨガの練習の為に少し遠くまで足を延ばしております。
そこに通い始めた当時、遠くから来ている私にびっくりされることが殆どでした。
中には自分の労力を極力無駄にしないように仕事場が変われば自分が
移動してその近く若しくは導線のよい場所に移り住み
無駄なエネルギーを使わないようにしているんだという人もいたりして。

省エネの達人

私ははじめその人の言っていること随分と消極的だなと密かに感じていました。
私ができていないそして思いもつかなかった発想を持っていたから
少しマイナスに感じていたのだと思います。

私はダイナミックな動きや挑戦
フットワークがいいね!
なんて言われることに優越感を感じる
人がやっていない新しいことにワクワクして
大勢の人に気が付かれていない早朝の道や
電車の様子を静々と観察することに喜びを感じる
少しぐらい疲れても回り道を選ぶ
私のような乗り物は実際、非常に燃費が悪い。

そんな自分の移動や考え方が実はとても体力を奪い
無駄な動きで消耗していることにある時ハタと気が付きました。
そしてその少しマイナスだと思っていた
省エネの考え方が絶賛に値するものだと分かったのです。

それ以来、何かあると先ず

力を注ぐ場所が間違っていないかどうか?

考えるようにしています。
北小金でのヨガの活動もそうですが
自分を十分に労れる範囲で活動し無理をしないと
別の場所でまた力が発揮できるものです。
そしてそれは自分をよく理解することへも繋がっていく。

自分が本当にやりたいこと
本当に大事にしたいこと
本当に大事にしたい人

に繋がっていけるエネルギーを大事にする
コントロールのひとつなんだと思うのです。

朝の練習へまだあっちこっち路線も定めていなかった頃
乗り換えの丸の内線まで果てしない距離を歩きやっとホームにたどり着くも
目的地まであと半分の道のりその後に練習。
省エネからは程遠かったのでした。